「Dell PowerEdge FX」でサービスに合わせるインフラを実現?

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サービスに合わせるインフラとは?

サービスに合わせるインフラとは?

サービスに合わせるインフラ

ITインフラはハードウェア、ミドルウェア、ソフトウェアを使用できる形にするものであるから非常に重要視されています。クラウドや仮想化技術、レガシー資産の活用などビジネスが変わり続けるため、それに適したインフラを構築していくことが求められます。そんな中クラウドに適合した柔軟性の高いインフラに「Dell PowerEdge FX」があります。これはデルが開発したブロック型アーキテクチャによるサーバー新製品で、柔軟な構成が可能となっています。データセンター向けの製品として発表され、特徴は高性能で高密度であることに加え柔軟な構成が可能であることです。他にもデータセンター向けにIntel Xeon Processor E5 2600 v3を搭載している「Dell PowerEdge 第13世代サーバ」が4機種追加されると発表されています。「Dell PowerEdge FX」は同社発売の2Uサイズのシャーシである「Dell PowerEdge FX2」にリソースノードを組み合わせて構成するプラットフォームとなっています。サーバーやストレージ、スイッチなどを統合された1つの共通モジュラプラットフォームへブロックのように組み合わせるというのは、拠点向けのコンバージドサーバーとしてリリースされた「Dell PowerEdge VRTX」と共通の技術をベースにしているそうです。PCIe Gen3スロットを最大8本備えるため多種多様で自由な組み合わせで搭載できます。ハーフ幅のノードなら4つ、クォーター幅のノードなら最大8つまで可能でインフラ側を用途に合わせて組み変えていく形になります。これは用途に応じてインフラを選択・構成するといった従来の形よりも汎用性が高く、インフラのあり方が根本的に見直されるような提案だといえます。インフラ中心からサービス中心へと変わっていく一歩となるかもしれません。

これからのインフラ

Dell PowerEdge FXはモジュラ型の2Uのプラットフォーム「Dell PowerEdge FX2エンクロージャ」と、2ソケットFXサーバ「Dell PowerEdge FC630」、シングルソケットマイクロサーバ「Dell PowerEdge FM120x4」、各ノードからLAN/SAN接続を集約するレイヤ2スイッチ「Dell Networking FN I/Oアグリゲータ」で構成されており、膨大なデータを扱うデータセンターの処理能力の向上や容量の拡張を迅速に行うのをサポートします。2015年前半にはノードに新しくラインナップが増える予定で、これらが追加されると用途に応じてインフラを細かな粒度で組み替えられるようになると考えられています。集約性を重視してWebホスティングに使う、仮想化基盤として利用する、Hadoopクラスタとして活用するためストレージノードを組み合わせるなどその目的に応じて柔軟な構築ができるようになるでしょう。また設置・導入から運用、メンテナンスまでITインフラのライフサイクル全体で工数やコストを大幅に削減できるということで今後期待できるインフラの形となりそうです。

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