フリーエンジニアなら知っておきたい、インフラ系のおすすめ情報！
フリーエンジニアなら、インフラに強くなれ！
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フリーエンジニアなら、インフラに強くなれ！
クラウドがブームになり、ユビキタス社会が到来した今、フリーエンジニアの中でも、”使えるインフラエンジニア”は引く手あまたです。インフラに興味のあるフリーエンジニアのために、インフラ系の最新お役立ち情報を紹介します。特にセキュリティ関連は、常に最新情報をキャッチアップしておくことが重要です。攻撃する側もプロですから、熾烈ないたちごっこに勝ち抜かなければなりません。強固なセキュリティの確保はIT社会全体の課題です。
サーバ構築の自動化とは？
サーバ構築の自動化は、「Kickstart」と「Puppet」という自動化ツールを活用することで実現できます。インストールに必要なOS等の情報をネットワーク経由で読み込み、対象サーバにインストール。手動で行うと逐一GUI画面で必要事項を入力していかなければならず手間がかかりますが、Kickstartの設定ファイルにスクリプトを記述すればインストール作業を自動化することが可能です。ミドルウェア等の追加・設定作業の繰り返しは、Puppetが担当してくれます。実際にサーバ構築を自動化すると、手動時の3分の1程度の時間で作業を完了することができます。ヒューマンエラーの削減にもなり、大変重宝します。
インフラを強めたいならDocker！
この頃、Docker社の開発したコンテナ型仮想化プログラム「Docker」が凄まじい勢いで業界に浸透しています。Dockerは「コンテナ」と呼ばれる原理を用いてアプリケーションの実行環境を抽象化しており、これまで活用されていたハイパーバイザー型の管理ソフトウェアに比べてシステムリソースの効率化が図られているという長所があります。また、環境構築が容易という点でもアプリ開発者に多大なメリットをもたらしています。2014年の6月にリリースされたばかりのバージョン1.0が多くの企業で採用されていることからも、いかにその性能が関係者に高く評価されているかがよく分かります。
インフラを保護するセキュリティ製品とは？
2014年9月、高品質なネットワーク管理製品を多数開発している大手企業・Infobloxが、二つのセキュリティ製品をリリースしました。1つは、ウイルスに感染した端末からサーバにアクセスした際にアクセスをDNSでストップさせる「Infoblox DNS Firewall」です。ネットワークの内側から外側への通信を監視するシステムであり、情報漏洩を防止する際に役立ちます。もう1つは、DNS自体へのアタックをブロックする「Infoblox Advanced DNS Protection」です。攻撃パターンのルールをデータ化した情報を参照し、検知した異常なトラフィックをドロップさせてDNSを保護します。
サービスに合わせるインフラとは？
サービスが多様化してきた現代において、これまでのインフラを用いてサービスをつくる形からインフラもサービスに合わせて構築していく形にシフトしてきています。これに先駆けてデルではクラウドに適合した柔軟性の高いインフラとして「Dell PowerEdge FX」を発表しました。ブロック型のアーキテクチャでサーバーやストレージ、スイッチなどを統合して１つのモジュラを作り上げる、データセンター向けの製品です。膨大なデータを扱うデータセンターにおいて処理能力の向上や容量の拡張が迅速に行えるということに加え、ITインフラ全体で工程が少なくコストも大幅に削減できる今後期待のインフラです。
