OSにこだわるインフラ系フリーエンジニアはLinuxをマスターしよう

Linuxとは

Linuxは、WindowsやMacなどと同じOSの一つです。OSとはオペレーションシステムを略した言葉であり、アプリやハードウェアをつなぐ役割を担っています。スマホや家電、自動車、高性能のパソコンなど、現代はさまざまなITインフラがあり、その幅広い技術にLinuxが使用されています。
スマホやパソコンなどは、OSが備わっていない限り動かない単なる「箱」というイメージです。これらの機械にユーザーのアクションを正しく伝え、制御するために重要な役割を担っているのがOSなのです。普段使用しているときには意識しないものですが、不便なく使うためにはOSの役割が欠かせず、どのような機械にも備わっています。OSが備わっていることによってユーザーのアクションが本体に伝わり、ようやく思い描いた通りの操作ができるようになります。

基本的に無料で使用可能

パソコンなどを新たに購入する際は、OSが備わっているケースがほとんどです、しかし、備わっていない場合に新たにOSを組み込むためには費用がかかることも珍しくありません。そこで心強いのが、無料で公開・配布されているLinuxの存在です。Linuxは、基本的に無料でインストールできるオープンソースです。導入コストをかけずに、個人や開発用などいろんなシチュエーションで使用できることは、Linuxの大きなメリットです。有償では試しづらいという方も、Linuxであれば気軽に試すことができます。
導入コストはかかりませんが、Linuxは公式のサポートがないため、トラブルが生じた際は自己解決する必要があります。しかし、Linuxは非常にポピュラーなOSのため、使用方法はもとよりトラブル解決方法を記した情報も数多くヒットします。そのため、万が一トラブルが生じた際も解決しやすいと考えられますし、このデメリットといえる部分を踏まえた上で使用するならばメリットの方が大きく感じられるでしょう。

古いデバイスでも使える

たとえばWindows98をはじめとする古いパソコンでも、Linuxをインストールすることによってインターネット操作が可能になります。サポートがすでに終了しているパソコンをお持ちの場合、Linuxに入れ替えることで使用できるようになるでしょう。古くて動作が重かったパソコンやスペックの低いパソコンでも同様です。Linuxは軽量OSなので、インストールすることで動作がスピーディーになり、ストレスフリーに扱えるようになります。